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最後のフィギュアスケート。




平成26年6月14日(土)



5時半起床。



行き先は 愛知県長久手市。



家から片道一時間半ほどのリンクに向かい 車を走らせる。



いつもと変わらない朝。



いつもと変わらない道。




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〈 浜名湖サービスエリア 〉




オフシーズン週末は 愛知県のリンクへ通うのが お決まりで



私は途中に寄る パーキングエリアが 何気に好きだった。



とくに何か 特別な目的があるわけではない。



自動販売機がズラッと並んでいる光景や



お店の雰囲気が プチ旅行をしている感覚になるからかもしれない。





〈 東郷パーキングエリア 〉




里緒は 赤ん坊のころから 車に乗ると すぐに眠ってしまう子だった。



これも ずっと変わらない 光景。




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スケートを始めて 8年半。




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〈 愛・地球博記念公園 モリコロパーク スケートリンク 〉




朝も 夜も 何度 この道を歩いただろう。



この後ろ姿を見るのも 今日で最後。




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スケートが 始まる前の 後ろ姿。



終わった帰り道での 後ろ姿。



ときに喜び、ときに落ち込み。



いつも その後ろ姿を 見つめてきた。 




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レッスン開始 30分。



この中に 里緒は居ない。



どこにいるかと言うと・・・。




『 ここにいる 』
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『 足のマッサージ中 』
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二年前から 足の痛みが始まった。
 


病院、リハビリ、靴の買い替え、オーダーインソール。



小さなことから 私たちに出来ることは すべてやってきた。



でも、 足が もう限界だった。







今日 『 最後の記念に・・・ 』 と、里緒の写真を撮りながら ふと思った。



今までの私は 里緒の気持ちを 本当にわかってあげることが出来ていたのだろうか。




『 ときどき リンクの様子を気にする 』
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このときの里緒は いつもどんな気持ちで みんなを見ていたのだろうか・・・と。




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30分たっても 痛みは 完全には 引かない。



でも、レッスンは 一時間半しかない。



残りの時間がもったいないと、 靴を履き リンクへ戻る。




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でも 戻っても まともに 練習は出来ない。



いつも 里緒は みんなの邪魔にならないよう、 リンクの隅にいた。



この二年間、 どんな気持ちで 他の子たちを 見つめてきたのだろうか。



私は 『 わかっているよ 』 と言いながら、 実は わかっている 『 つもり 』 だけで 



本当の悔しさは やっぱり本人にしか わからないのかもしれなかった。








みんなのように バッジ ( 級のテスト ) を受けたかった。



大会に出て、上位を目指したかった。 



もっともっとスキルをあげて、自分の曲をかけて 踊りたかった。



だけど 今は 自分の曲で 踊ることさえも出来ない。



その気持ちを考えると せつなくなった。






不登校だった娘と、二人三脚で 今日まで続けてきた 大好きなスケート。



今まで 「 やめる 」 「 やめない 」 と 幾度となく ぶつかってきたけれど



終わる 「 その時 」 は ちゃんと静かに やってくるんだね。



親子で 納得して出した結論。




『 心も 足も もう限界 』








『 帰り道。 今日で最後の後ろ姿 』
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ひとりの女の子の スケート人生が終わっただけ。



空は こんなに 青くて 広くて・・・。



いつもと 変わらない世界。




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今は亡き Y先生。



里緒は いろんな意味で よく頑張りましたよね?



泣いたり 笑ったり。



スケートに 出会えて よかった。








里緒。



足が言うことを聞かず、 転んで アザだらけになっちゃったね。



ママは この8年半を想います。




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出来ないことを 出来るようになるまで 挑戦し続ける姿を見るのが 好きでした。



そして 綺麗なコスチュームを着て踊る あなたを見るのが 大好きでした。



里緒と過ごしたスケートの時間は、私にとって かけがえのない宝物です。



今まで がんばってくれて ありがとう。



本当に おつかれさまでした。



本当に ありがとう。














今日は ちょっとセンチメンタルおばさん。 お許しください。
最後まで 読んでくださって ありがとうございます。
 

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里緒さんに 「おつかれ」 拍手を いただけると嬉しいです        
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4 Comments

There are no comments yet.
マリモ  

これからです

リオさんとお母様の姿に共感するものがあり、時々拝見しておりました。
たくさん泣いて笑って泣いてのスケートは、ご家族の絆だったと思います。
リオさんもお母様も強くなられましたね。
これから、まだ試練があるでしょうが、リオさん、立派にやってゆけると思います。
これからも応援しています。

2014/07/07 (Mon) 01:27 | EDIT | REPLY |   
SATORI  

マリモ様☆

はじめまして。コメントありがとうございました。
親子競技と言っても過言でないくらい、娘のサポートをしていましたので
本当に濃厚な時間を過ごしたと思います。
(人生の半分の時間をスケートに費やしたような感覚です)
それだけ娘ともよくぶつかりましたが
それも必要な時間だったのかもしれませんね。(*^_^*)
まだまだこれから。
がんばらなきゃ・・・ですね。(*^_^*)
応援ありがとうございました。<(_ _)>

2014/07/08 (Tue) 01:58 | EDIT | SATORIさん">REPLY |   
マリモ  

SATORIさんへ

お返事頂き、とても嬉しかったです。
私の娘は13才で、この3月からスケートを始め、ヨチヨチのクラスから早く上に行きたいと、毎日リンクに通っておりました。重たい荷物を手に、今日行けるリンクに向かい、靴が足にあたって痛ければ、あの手この手騙し騙しの処置をしたり、自分で全て出来ないならやめなさい、いや続ける!のやりとりなどもあり、この4ヶ月、私の疲れはピークに達しておりました。
そして、たくさん話し合って、最近やっと、慌てずできる範囲で、と子供も納得し、私も心穏やかになってきたところです。
たった4ヶ月、これでも本当に厳しかったので、リオちゃんやサトリさんは、もっともっとドラマティックだったに違いありません。
リオちゃんの最後の日の姿を見ると、自分の事のように泣いちゃいます。
リオちゃん、きっと素敵なレディになられますよ。
これからも頑張ってくださいね。
また、リオちゃんの事、お知らせください。
リオちゃんとサトリさんのファンより

2014/07/08 (Tue) 12:15 | EDIT | REPLY |   
SATORI  

マリモ様☆

たびたびのご訪問&マリモ様のメッセージ、こちらこそ嬉しかったです。
ありがとうございました。
娘さんとのやり取りを読ませていただき、光景が目に浮かびました。(*^-^*)

始まりがあれば、いつか必ず終わりがやってくる。
だからこそ「今がんばれること」を、応援してあげてください。
もちろんマリモ様たちのペースで良いので・・・(*^_^*)

私の8年半は、本当にハードスケジュールでした(笑)
子どものスケジュール管理、健康管理、家事、仕事、スケートリンクへの送迎、
クラブ当番、クラブ役員の仕事、まだまだ他にもいっぱい・・・。

だけど、大変な中にも、フィギュアスケートという芸術性の高い、
特殊なスポーツに魅了されてここまで来てしまいました。

とりとめのない返信になってしまいましたが
またお時間がございましたら遊びに来ていただけると
嬉しいです。
娘さん、スケート、がんばってくださいね☆

2014/07/08 (Tue) 23:50 | EDIT | SATORIさん">REPLY |   

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